SNSでも人気沸騰の「壁掛けシェルフ」、取り付ける際の注意点

18.04.14

 

 

リビングや寝室・洗面所などの壁に「ここに棚があったら便利なのに」と思ったことはありませんか?最近は『見せる収納』という考え方が流行しており、自分で棚(=壁掛けシェルフ)をDIYし取り付けたいとお考えの方もいらっしゃると思います。

しかし、「取り付けようにも壁の中がどうなっているか分からないから手が出せない」という方も多いのではないでしょうか?
 
そこで「壁掛けシェルフ」を安全に設置するための方法と注意点を解説していきます。

 
 

取り付けたい壁の材質を確認する

 
壁掛けシェルフを取り付けるには、安定して設置するための土台が必要になります。取り付けたい場所を決めたら、その壁がどんな素材でできているのか確認しましょう。

 
ほとんどの場合、壁や間仕切りは「石膏ボード」でつくられています。クロスが上に貼られていて素材がわからない場合は、画鋲などのピンを刺してみましょう。ピンの先に白い粉が付いている場合は石膏ボード、付いていない場合はベニヤ板などの薄い木壁だと考えられます。ピンが刺さらないほど硬い場合は、コンクリートや木壁である可能性が高いです。

 
「壁に穴を開けて確かめるのは嫌だ!」という場合には、コンセントの口を覆っているプレートを外すと。壁の断面を見ることができます。ドライバーなどで断面をなぞったときに削れて白い粉がつく場合は、石膏ボードが使われていますので試してみましょう。

 

 
 

材質に合った方法で取り付ける

 

石膏ボードへの取り付け方法

 
石膏ボードは、一般に壁や天井に使われる建築材料で、防火性・遮音性などに優れており、日本の住宅では必ずと言って良いほどの確立で使用されています。

 

1、間柱の位置を確認する

 
石膏ボードに壁掛けシェルフを設置する場合は、まず安定して取り付けられる場所を探します。石膏ボードだけにビスを差し込んでも、重さに耐えられず落下してしまうため、壁掛けシェルフを安定して固定できる「下地」となる部分を探す必要がございます。

 
石膏ボード壁の下地の中には、木材もしくは軽量鉄骨の間柱が使われています。この間柱の上にビスや釘を打つことで壁掛けシェルフを安定して取り付けられます。間柱は、基本的に等間隔(303mmピッチ・455mmピッチなど)で設置されていますが、配線などの関係で特定の場所だけ設置されていない場合もあります。

 

間柱の位置をチェックするには、壁を叩いて音を確認する方法があります。手を軽く握り、壁をノックするように叩いた際、間柱が入っていると「ペチペチ」と詰まった硬い音に、入っていない部分だと空洞になっているため「コンコン」と軽い音がします。ただし、音の聞き分けだけで判断するのは難しいこともあるので、「下地探し針」や「下地センサー」など簡単に間柱を探知する道具を使用するのもおすすめの方法です。

 
 
2、間柱に棚を取り付ける

 
間柱の位置を確認したら、取り付けたい壁掛けシェルフの取扱説明書に従って、ビスや釘で棚を固定します。

 
間柱のない場所にビスを打つと、固めた石膏がポロポロと崩れるため、打ったビスがきちんと固定されず、棚を支えることができません。「石膏ボード用アンカー」も販売されていますが、あくまで荷重がかからないものを設置する場合に限られます。設置が不完全な場合、落下などの危険性もあるので、説明書に書かれている施工要領や耐荷重を守って施工する必要があります。

 

 

 

ベニヤ板への取り付け方法

 

少し古い家には、石膏ボードではなくベニヤ板や真壁仕上げの壁も見られます。ベニヤ板は石膏ボードと異なり、その板単体である程度の荷重を支えられるような耐力がございます。ですので直接ビスや釘を打つことができるのです。ただし、触ってへこむような感触がある場合は板の厚みが足りないため、石膏ボードと同じ方法で間柱を探し、その上に取り付けるのが良いでしょう。
 
ベニヤ板の厚みに対してビスが長すぎると、壁の内部を通っているものを傷つける可能性があります。電気の配線がある場合には、断線してしまうこともあるので、ビスはベニヤ板の厚みに合った長さを選びましょう。
 
また、コンセントやスイッチがある位置に対して、縦ラインにビスを打つ場合、壁の後ろを通っている配線を傷つける可能性があるので注意が必要です。建物によって配線の位置は異なるので、コンセントやスイッチの周辺は避けた方が良いでしょう。
 

 

 

コンクリートだった場合は…

 
コンクリートの壁に何かを取り付ける際には、専用のボルトが必要になります。しかし賃貸や分譲マンションですと、コンクリートの壁に穴を空けることは禁止されているケースが多いため、基本的に何かを取り付けることは出来ません。

 
 
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壁掛けシェルフを取り付ける際の注意点をまとめました。

 
DIY初心者の方は、棚板と棚受け金物がセットになっている壁掛けシェルフのセット品を購入し、取扱説明書に則って取り付けると安心ですね。またほんのちょっとしたことですが、壁掛けシェルフが1つあるだけで使い勝手が良くなったり、インテリアや写真を飾って室内の雰囲気を向上させることが出来ます。

 
上記の注意点を守った上で、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。